打って良い日、打っていけない日の考察です。
前回のページのまとめである、
女性やお年寄りが混じって、稼働率が閉店まで高い
「優良店」を見つけたとします。
では今回は、その店で打って良い日いけない日を
消去法で解説します。
回収率の月間「平均」が80%と言われています。
つまり平均と言う事は、60%や70%の回収日もあれば、
90%や100%超えの開放日もある訳です。
月間平均して20%の利益を抜く様に店は計画を立てます。
これを、60%程度しか無い回収日は避け、
他のパチンコ好きに入れてもらい、
90%、100%超えの開放日だけを狙って打てば、
当たり前ですが、
必然的に勝率が上がります。
「当たり前の事を、鉄の意志で当たり前に行う」
勝率を上げる事に近道なんてありません。
嫌になる位、勝つための外堀を埋め準備をするしか無いです
まず、経営者側の視点で言えば、
お客が「勝手に来てくれる」時間や日にちには、
特に意識して出さなくて良い。と言えます。
出さなくても、「勝手に来てくれる」訳ですから。
この、逆の立場や第三者の立場でものを見る事を
俯瞰、鳥瞰(ふかん、ちょうかん)と言います。
これがいつでも出来るようになると、様々な場面で役立ちます。
そして、ギャンブルで一番難しい
止め時が分かり出します。
大負けが減り、勝率が上がります。
ギャンブルだけに限らず、
恋愛、上司や部下等の人間関係、様々な場面の日常において、
常に一歩自分を引いて、今の自分の客観的な状況を判断し、
そして相手の立場ならこうするだろうと
考える訓練をする事をお勧めします。
パチンコも含め、商売は経営者とお客との駆け引きです。
お客を喜ばせつつ、自分も得をするにはどうすればいいか?
そう言った店長側の視点で、見ていくと
出す日が見えてきます。
すこし話が脱線しましたが、
逆に言えば「勝手に来てくれない日、勝手に来てくれない時間帯」を
出す様にしないといけません。
営業時間の間、満遍なく稼動して欲しいのですから。
そして、勝手に来てくれる日の回収効率(利益額)を最大にする為には、
勝手に来てくれる日(回収日)の
直前の日を出す様にします。
客(勝ったし明日も打ちにいこー!)
店(勝たしといて良い気分にさせて、
明日は今日勝たした金に加えて+1、2万は頂こー!^^)
以上の事から見えて来る、
打ってよい日、悪い日のセオリーです。
セオリーを知らずして応用も無しですよ。
最初に基本中の基本
土日は打たない。
簡単ですね、何もしなくてもお客が来る日です。
これは、パチンコ雑誌でも頻繁に言われている事です。
具体的に言うと、平日が80%の回収率だとすると、
土日は65%まで、回収率が落ちます。
※パチンコ業界では「割り数」と言う言葉を使いますが、
分かり易くするためパーセントで記してます。
1列18台あるとして、
平日が
勝つ設定が3台あり、遊び設定が6台、回収が9台
とすると、
土、日は
勝つ設定が2台あり、遊び設定が4台、回収が12台
と言った感じになります。
つまり、確実に勝つ確率が18分の3(6ぶんの1)から
18分の2(9分の1)になり、確実に負ける確率が、
18分の9(50%)から18分の12(66%)の1.5倍に!
土、日しか打たない人は65%の回収率しか無い、
相当厳しい戦いを強いられている人となります。
次に、25日から月末にかけて。
これも簡単です。世間一般に25日が給料日なので、
お客の入りが良くなります。
そして、企業の売上の締め日は基本的に月末です。
ノルマ達成に向けてラストスパートしなくてはいけません。
そこに、お金に余裕が出来たお客。
これを「ネギしょったカモ」と言います。
平日でも、80%以下の回収率。
25日以降の土、日なんて店長側からしたらイケイケです。
もし、月末が近いのにオーナーの利益額のノルマから
程遠い金額しか店長が回収できていなかったら・・・
25日以降の出玉がどんな厳しいものかお分かりでしょう。
店長は毎月ノルマを達成出来るか出来ないか、
それだけです。出来なければ降格かクビ。シビアな世界。
優秀な店長とは、お客に分からないように抜く店長。
お客のドラマを手の平で演出が出来る店長。それだけです。
以上が打ってはいけない日の基本編でした。
以下にまとめると、回収率の落ちる日を「×」で表記
日 月 火 水 木 金 土
1 2 3 4 5 6 7
× ×
8 9 10 11 12 13 14
× ×
15 16 17 18 19 20 21
× ×
22 23 24 25 26 27 28
× × × × ×
29 30 31
× × ×
となります。次回はさらに突っ込んだ部分で、
打ってはいけない日良い日の話 その2へ続きます。
PR